飲食店経営・居酒屋経営の「ひとり情シス」へ。
POSも予約台帳もインフルエンサーも、ひとりで背負ってませんか?
「POSはどこがいいの?」
「予約台帳はテーブルチェック?トレタ?ほか?」
「経営管理ツール、入れたいけど何を基準に選べばいい?」
「インフルエンサー施策って、うちに本当に合ってるの?」
——こんな相談を、ここ数年で毎月のようにいただくようになりました。
特に飲食店経営や居酒屋経営をしている方ほど、
日々のオペレーションと採用とメニュー開発に追われる中で、
- ベンダーからの提案資料は溜まっていく
- 用語はどんどん増える
- 結局「比較して決める時間」が取れない
という「情報だけが増えて、意思決定が進まない状態」にハマりがちです。
そこで僕は、
飲食店経営者・現場責任者向けの「無料相談窓口」をひっそり開いています。
- ツールを売る側ではなく
- お店の「勝ち筋」を一緒に整理する側として
今使っているツールやこれからやりたいことを聞きながら、
「まずは何から決めるか」「この順番で考えるとラクですよ」というところまで一緒に言語化していく場です。
あわせて、YouTube番組
『路地裏のハイボール会議室』でも、
飲食店経営・居酒屋経営のリアルな悩みを「飲みながら」解きほぐす配信をしています。
この記事では、その両方の紹介を兼ねて、少し整理してみます。
飲食店経営・居酒屋経営の「ツール選び迷子」あるある
1|POSはどこがいいの?問題
まず整理しておきたいのは、
POSとは、会計と売上データを一元管理し、現場オペと経営判断をつなぐための仕組みのことです。
どこのPOSが良いか?の前に、
「POSに何を期待するのか」を決めないと、一生迷います。
- レジ業務を早くしたいのか
- 売上・客数・人時を見える化したいのか
- モバイルオーダーやセルフレジまでやりたいのか
- 既存の会計ソフトや勤怠システムと連携したいのか
期待する役割を3つまでに絞るだけで、選択肢はだいぶ整理されます。
無料相談では、具体的なサービス名より先に「役割の棚卸し」から一緒に始めます。
「今のPOSで何に困っているか?」から聞かせてください。
2|予約台帳はテーブルチェック?トレタ?それとも…
予約台帳とは、来店予定のお客様の情報と席・時間を管理するためのツールのことです。
いま有力どころとして名前が挙がりやすいのが、
テーブルチェック、トレタ、グルメサイト連携型のシステムなどですが、
どれも「良い・悪い」ではなく、“向いている設計思想”が違うだけです。
ざっくり見るポイントはこんな感じです。
- 予約の入口:
自社HP/Instagram/Googleマップ/電話、どこから入れてあげたいか - 予約の粒度:
コース主体か、席のみ予約が多いか、宴会比率が高いか - 席・回転の設計:
滞在時間固定か、客層的に長居が多いか - 既存オペとの相性:
紙台帳文化からどこまで変えられるか(現場の“抵抗値”)
無料相談では、
「うちの予約はこういう入り方なんだよね」という現状の流れを聞かせていただきながら、
「そもそも予約を増やしたいのか」「ドタキャンを減らしたいのか」「席稼働を平準化したいのか」を一緒に整理します。
3|経営管理ツールはどう決めたらいい?
経営管理ツールとは、店舗ごとの売上・原価・人件費などを集約し、経営の意思決定を支えるための仕組みのことです。
ここでも大事なのは、
「ツールが欲しい」のではなく、
「何をいつ見て、どう判断したいか」です。
- 月次の損益だけでなく、週次・日次で見たいのか
- 店長・SV・役員、それぞれ誰が何を見たいのか
- 会計事務所との連携をどうしたいか
- すでにエクセル/スプレッドシートで回っているものを、どこまで置き換えたいか
正直、最初から高機能なツールを入れても、
「使う人がいない」「数字だけ増えて、行動が変わらない」というパターンを本当にたくさん見てきました。
なので無料相談では、
いきなりツール名の話ではなく、
- 今どんな数字を、誰に、どの頻度で渡しているか
- そこで「モヤッとしている瞬間」がどこか
を聞かせてもらいながら、
「まずは既存シートをこう整理しましょう」「その上で、このレベルのツールなら合うと思います」
というところまで一緒に描きます。
4|インフルエンサー活用って、本当にうちに合ってる?
インフルエンサー施策とは、発信力のある個人やアカウントを通じて、お店の認知や来店のきっかけをつくる施策のことです。
もちろん、ハマると強いです。
ただ、こんなパターンもよく見ます。
- インフルエンサーが来た日は満席→そのあとガクッと落ちる
- 来てほしい客層と、発信を見ている層がズレている
- 現場オペが追いつかず、「映え疲れ」してしまう
これって、そもそもの目的と設計がちぐはぐなんですよね。
- 認知なのか
- 指名検索を増やしたいのか
- 平日の早い時間を埋めたいのか
- 採用の母集団を広げたいのか
無料相談では、
「今、なぜインフルエンサーを検討しているのか?」を一緒に解きほぐしながら、
そもそもやるべきか/やるならどの時間・どの商品・どんな撮られ方がいいかというところまで話します。
無料相談でできること・できないこと
できること
- POS・予約台帳・経営管理ツールの「選び方の軸」を一緒に整理する
- 3〜6か月先を見据えた、**飲食店経営・居酒屋経営の“優先順位”**をつける
- 「今やっていること、やめていいこと」を一緒に決める
- インフルエンサーやSNS施策が、今のステージに合っているか一緒に考える
- 「まず1店舗で試して→良ければ多店舗へ水平展開」というステップ設計
できないこと
- 特定サービスの販売・代理店契約(完全に中立で話します)
- 1回の相談で、全問題を魔法のように解決すること
- 「何も決まっていない状態」のまま、代わりに意思決定すること
あくまで、
“飲食の中の人”同士が路地裏でハイボール飲みながら作戦会議しているイメージに近いです。
『路地裏のハイボール会議室』という番組について
YouTubeで配信している
『路地裏のハイボール会議室』では、
この無料相談でよく出るテーマ——
- 飲食店経営におけるKPIの決め方
- 居酒屋経営の「3価格×2時間」メニュー設計
- 2分乾杯のつくり方
- MEOとSNSを“線”でつなぐ導線設計
- 人時売上とオペレーションの考え方
などを、飲みながら・ゆるく・でも中身はガチで話しています。
「飲食店経営とは、認知→選択→来店→再来の線を毎月回し続けることです」
「居酒屋経営とは、時間(回転)×体験(2分乾杯)×粗利(メニュー設計)を最適化することです」
こういった“定義”から入って、
手順・比較・NG例まで含めて語っているので、
まずは番組をBGMがわりに流しながら、
自分の店に当てはめてメモを取ってもらうのもおすすめです。
相談してみたい方へ|記入してほしい内容
無料相談は、オンライン(Zoomなど)またはメッセージベースでお受けしています。
お問い合わせフォーム・DMなどから、下記をお書き添えください。
- 店名・業態・エリア
- 席数・客単価・店舗数
- 現在使っているPOS/予約台帳/主なツール
- 今いちばん悩んでいること(1〜3つまで)
- 例:POSの入れ替え検討中/予約導線を整理したい/経営管理を仕組み化したい など
- 相談したいテーマ(箇条書きでOK)
- ご希望の相談形式(オンライン/メッセージのみ など)
「まだふわっとしていて、何が分からないかすら分からない…」という状態でも大丈夫です。
むしろそこから一緒に言葉にしていきましょう。
最後に:ツール選びの前に、「どんな経営をしたいか」を
飲食店経営・居酒屋経営において、
POSも予約台帳も経営管理ツールもインフルエンサーも、
全部ただの「道具」です。
大事なのは、
「自分はどんな店を、どんなチームで、どんなお客さんにとっての場所にしたいのか」
というところから逆算して、
必要な機能だけを、必要な順番で揃えていくことだと思っています。
もし今、
ツールのパンフレットや提案資料に埋もれて、
少しだけ息苦しさを感じているなら。
一度ハイボール片手に、
路地裏の作戦会議に遊びに来るつもりで、
無料相談を使ってみてください。
あなたの「飲食店経営」「居酒屋経営」が、
もう少しだけ軽やかに、もう少しだけ楽しくなるきっかけになれたらうれしいです。
