「路地裏のハイボール」について
RockHill代表の蛭田(ひるた)です。
僕は、これまで10年間以上狂ったように外食をしてきました。
この10年以上、雨の日も風の日も、それこそ体調が優れない日でさえも、街へ繰り出してきました。多い時は年間600軒、少なく見積もっても年間300軒。
単純計算で、この10年で数千回の「乾杯」を繰り返してきたことになります。1日1軒で終わる事は稀で、2軒、3軒と気づいたら明け方ラーメン食べてるなんて日もたくさんありました。
なぜ、そこまでして外食をするのか。
答えはシンプルです。「外食って、やっぱりいいな」
友達や先輩の経営者や飲食経営者に呼ばれたら、時間関係なくお酒を飲んでいました。
そこでの時間、空気から多くの事を得ました。
人見知りなので、誤解を招く事も多々あるのですが、僕は「日本一食べてるマーケター」なんて名乗ることもありますが、
その根底にあるのはマーケティング理論でもビジネスへの野心でもなく、ただ純粋な「食の現場への愛」だけです。
1. 放送作家をめざしたこともあり
長年、年間数十人の外食経営者の方々と酒を酌み交わしてきました。
カウンターで肩を並べ、繁盛店経営者といわれる先輩たちが語る「商売への想い」や「一皿の哲学」を聞くたびに、僕の酔いはリセットされました。
これまで、その感動をブログやSNSで発信してきました。ずっと動画はやりたかったのですが、出るのが苦手なのと
正直、編集に費用もかかります。でもなにかしたいなと今回思い切ってはじめました。
そして、せっかくやるなら、僕が尊敬する飲食業界の同世代の仲間を巻き込み「路地裏のハイボール」をはじめました。
2. 独立前夜の男・伊藤 全というドキュメンタリー
YouTubeチャンネルを立ち上げて最初に出てほしかった男がいます。
伊藤 全(いとう まさし)くんです。
彼とは出会ってからは短いですが、そんな伊藤くんが、この度独立することになりました。
雇われの身から、一国一城の主へ。
希望と不安、高揚と重圧がない交ぜになった、人生で最も濃密な時期です。
僕は無理を言って、その独立直前のタイミングでカメラを回させてもらいました。
動画には、彼の「今」が映っています。
飾らない言葉、ふとした瞬間の表情、そして彼が作り出す独特の温かい空気感。
リアルを動画に詰め込みました。
(ちなみに、1月の撮影スケジュールはまだ白紙ですが、2月にはまた別の「超面白い方」に出演していただくことが決まっています。外食業界には、まだまだ紹介したい怪物がたくさんいます。)
【企画・制作:株式会社RockHill】
