外食企業のCMO代行とは?仕事内容・顧問との違い・料金相場・選び方

外食企業のCMO代行とは?仕事内容・顧問との違い・料金相場

文:蛭田一史(ひるた・かずし)
株式会社RockHill 代表取締役
飲食店の支援実績602店舗以上 / SHOGUN BURGER 元CMO

SNSは店長が、グルメサイトは本部の誰かが、チラシはまた別の人が。外食企業の集客は、気づくと施策ごとに担当がばらばらになり、何が効いているのか誰にも分からない状態になりがちです。広告の代理店からは提案が届くものの、それが自社にとっていちばんの打ち手なのか、判断できる人がいない。こうした時に使われるのが「CMO代行」です。

CMO代行は「マーケティングの顧問」と混同されがちですが、引き受けるものが違います。この記事では、外食企業の目線で、CMO代行の仕事内容から料金、選び方、始め方までを順に説明します。

この記事のポイント

  • 外食企業のCMO代行とは、社外の専門家が「集客とリピートの責任者」の役割を業務委託で引き受けるサービスです
  • 顧問は「相談に答える人」、広告代理店は「媒体の作業を受け持つ人」、CMO代行は「どこに予算と手間をかけるかを決め、結果まで受け持つ人」です
  • 料金の目安は、助言中心で月15万〜40万円、施策の進み具合まで見る形で月40万〜80万円。打ち合わせの外で競合と業界を調べる手間も含まれます

外食企業のCMO代行とは

外食企業のCMO代行とは、CMO(最高マーケティング責任者)の役割を、社外の専門家が業務委託で引き受けるサービスです。 集客とリピートの施策を数字で決め、社内の担当者が回せるようにします。

社員として雇うわけではありません。任せる範囲と期間を決めて関わってもらいます。

そもそもCMOとは

CMOは Chief Marketing Officer の略で、日本語では「最高マーケティング責任者」と訳されます。お客様に「知ってもらう」「選ばれる」「また来てもらう」までの全体に責任を持つ役目です。

広告やSNSの担当者が「ひとつの媒体の作業」を受け持つのに対して、CMOは「どの媒体に、どれだけの予算と手間をかけるか」を決める立場です。

外食企業のCMOが見る5つのこと

  • 知ってもらう:SNS・Googleマップ・グルメサイト・広告・AI検索での見え方
  • 選ばれる:口コミ、写真、メニューの見せ方、価格の伝え方
  • また来てもらう:リピートの仕組み、LINEなどのお客様とのつながり、季節の打ち出し
  • お金の配分:販促の予算を、どの店のどの施策にどれだけ使うか
  • 新しい店:新店の立ち上げの集客、出店前の商圏の見立て

CMO代行・外部CMO・社外CMOは同じ意味?

ほぼ同じ意味で使われています。「外部CMO」「社外CMO」は社外の人がCMOを務めること、「CMO代行」はその役割を引き受けるサービスを指すことが多い、という程度の違いです。週に数日だけ関わる形を「フラクショナルCMO」と呼ぶこともあります。呼び方より、何を任せるのかを確かめることが大切です。

CMO・CGO・COOの違い

役職 主に見るもの
CMO 認知と集客、リピート(マーケティング)
CGO 成長全体(集客・リピート・客単価・人材・AI活用をまたぐ)
COO 執行と組織(会議・商品開発・役割と責任・店長の育成)

外食企業では、集客だけを切り出しても伸びきらないことが多く、客単価や人、店の運営とつながってはじめて数字が動きます。成長全体を任せる考え方は外食特化CGO代行のページ、会議や組織まで任せる考え方は「外食企業のCOO代行とは」で解説しています。

なぜ今、外食企業にCMO代行が必要なのか

1. お客様がお店を知る経路が増えた

以前はグルメサイトとチラシが中心でした。今は、Googleマップ、Instagram、TikTok、グルメサイト、LINE、そしてAI検索と、お客様がお店を知り、選ぶ経路がいくつもあります。どれに力を入れるかを決めないと、手間ばかり増えて成果が見えなくなります。

2. 担当がばらばらで、全体を見る人がいない

媒体が増えるほど、担当も分かれます。店長がSNS、本部の誰かがグルメサイト、代理店が広告。それぞれは頑張っていても、全体として何が効いているのかを見る人がいません。

3. 値上げが続き、「価格以外で選ばれる理由」が大事になった

食材費や人件費が上がり、値上げをせざるを得ない店が増えています。価格だけで選ばれない理由を伝え、リピートしてくれるお客様を増やすことが、利益を守るうえで欠かせなくなっています。

4. マーケティングの責任者を採用するのが難しい

外食に詳しく、数字で施策を決められるマーケティングの責任者は、採用市場でも多くありません。採用できても、会社とお客様を理解して動けるまでに時間がかかります。

CMO代行の仕事内容|外食企業で任せられること

外食企業のCMO代行が受け持つ仕事は、主に次の6つです。

任せられること 具体的にすること 終わった後に社内に残るもの
数字をそろえる 客数・新規とリピートの割合・客単価・口コミを、店ごとに同じ形で毎月見られるようにする 全店で同じ形の月次の数字
施策の優先順位を決める 数字を見て「今、どこの漏れを塞ぐか」を1つに絞る 施策を数字で決める手順
予算の配分 販促の予算を、どの店のどの施策にどれだけ使うかを決める。効いていない施策をやめる 予算の決め方と、やめる基準
媒体の見直し Googleマップ・SNS・グルメサイト・広告・LINEの役割を整理する 媒体ごとの役割の一覧
代理店・制作会社の管理 提案を自社の数字に照らして判断し、成果を確かめる 外注先を評価する物差し
担当者の育成 社内の担当者が、数字の見方と施策の決め方を身につけるまで伴走する 社内で回せるマーケティングの型

外食のマーケティングで見る数字

CMO代行が毎月そろえて見る数字の例です。

数字 何がわかるか 見方の例
客数 来てくれたお客様の数 前年の同じ月と比べる。曜日・時間帯でも分ける
新規とリピートの割合 新しいお客様と、また来てくれたお客様の比率 新規ばかりならリピートの仕組みが弱い。リピートばかりなら新しい人に知られていない
客単価 お客様1人あたりの支払い額 値上げやメニュー変更の前後で比べる
口コミの数と評価 選ばれる理由が伝わっているか 数が増えているか、何を褒められ、何に不満があるか
Googleマップでの表示とルート検索 探している人に見つけてもらえているか 表示は多いのにルート検索が少なければ、写真や情報の見せ方に課題がある
予約の経路 どこから予約が入っているか 予約サイト・電話・Googleマップ・SNSのどれが効いているか

CMO代行の1か月の動き(例)

時期 すること
第1週 前月の数字を店ごとにそろえて見る。口コミとGoogleマップの見え方を確かめる
第2週 定例の会議。課題を1つに絞り、施策・担当・期限を決める
第3週 担当者や代理店と、施策の中身を詰める。競合の店に足を運ぶ
第4週 施策の進み具合を確かめ、次の定例の議題を準備する

CMO代行に任せないこと

  • 作業そのもの:投稿、撮影、広告の入稿などの作業は、社内の担当者か、制作・運用の外注先が受け持ちます。CMO代行は、その作業が正しい方向を向いているかを決め、確かめる役です
  • 売上の約束:集客の数字は、天気や季節、競合の出店にも左右されます。売上の数字そのものを約束するサービスではありません

CMO代行と顧問の違い|広告代理店・正社員のCMOとも比べる

いちばん大きな違いは、役割を引き受けるかどうかです。 マーケティングの顧問は、相談を受けて助言する立場です。CMO代行は、マーケティング責任者という役割そのものを引き受けます。任される範囲と、半年後に目指す姿(新規とリピートの割合、口コミの数など)を最初に決め、その仕事に責任を持ちます。

ひとことでいうと

  • 顧問:聞かれたことに答える相談相手
  • 広告代理店・運用代行:特定の媒体の作業を受け持つ人
  • CMO代行:どこに予算と手間をかけるかを決め、結果まで受け持つ責任者

顧問とCMO代行の比較表

顧問 CMO代行
立場 相談役 役割を担う、経営チームの一員
関わる場 呼ばれた時の相談 定例を回し、施策と予算の配分を決める(例:新店とメニュー販促の予算をどう分けるか)
責任の範囲 助言まで 契約で決めた役割と、半年後に目指す姿まで
成果の確かめ方 契約で決めないこともある 毎月の数字と、半年後の姿で確かめる
終わった後に残るもの 助言の記録 社内で回せる数字の見方と、施策の決め方

ここでいう「責任」は、契約で決めた役割と目標に対するものです。売上の数字を約束するものではありません。

金額では違いが出にくい

顧問の月額と、助言中心のCMO代行の月額は、帯が重なっています(料金相場の節を参照)。金額で比べても違いは見えません。比べるべきは、何を任せ、何に責任を持ってもらうかです。

広告代理店・運用代行との違い

広告代理店や運用代行は、特定の媒体(広告・SNS・グルメサイトなど)の作業を受け持ちます。CMO代行は、どの媒体に、どれだけの予算と手間をかけるかを決める側に立ちます。特定の媒体を売る立場ではないので、「今はこれをやらなくていい」と言えるのが大きな違いです。代理店とは併用でき、代理店の提案を判断する役にもなります。

正社員のCMOを採用する場合との違い

正社員のCMO CMO代行
費用 年収に加えて社会保険・賞与・採用費 業務委託の月額。関わり方と期間を調整できる
立ち上がり 外食と会社を覚えるまで時間がかかる 外食の知識を持って、最初から動ける
リスク 合わなくても簡単には替えられない。辞めると知っていたことも失われる 期間を区切って見直せる。社内の担当者に回し方を残す

CMO代行が向いている外食企業・向いていない外食企業

向いている外食企業

次のような時、社外のマーケティング責任者が役に立ちます。

  1. SNS・グルメサイト・チラシの担当がばらばらで、何が効いているか分からない
  2. 代理店から提案が届くが、やるかどうかを判断できる人がいない
  3. マーケティングの担当者が辞めた、または店長が兼務している
  4. 新店の立ち上げが続き、そのたびに集客を一から考えている
  5. 店舗が増え、店ごとの施策と数字がそろわなくなった
  6. 正社員のCMOを採るにはまだ早いが、責任者は必要

向いていない外食企業

  • 投稿や撮影などの作業を丸ごと任せたい(制作や運用の外注先のほうが合います)
  • 店ごとの売上や販促の費用を、社外の人に見せたくない
  • 来月の売上だけを、すぐに上げたい

CMO代行のメリット

1. 施策に優先順位がつく

客数・新規とリピートの割合・客単価・口コミといった数字を毎月そろえて見ることで、施策を並べるのではなく、「今、どこの漏れを塞ぐか」を1つに絞れるようになります。

2. 媒体に中立で、やめる施策も決められる

特定の媒体を売る立場ではないので、効いていない施策をやめる判断ができます。やめた分の予算と手間を、効く施策に回せます。

3. 採用より早く、費用と失敗の心配が小さい

マーケティングの責任者は採用が難しい職種です。外食に詳しい人が見つかる保証もありません。CMO代行は業務委託なので、関わり方と期間を調整できます。料金には、外食の知識と、業界・競合を調べる手間も含まれています。

4. 代理店の提案を判断できる

広告やSNSの提案を、自社の数字に照らして「やる・やらない」を決められるようになります。代理店に任せきりの状態から抜け出せます。

5. 社内の担当者が育ち、回し方が残る

担当者がいれば、施策の考え方と数字の見方を一緒に身につけてもらいます。担当者がいなければ、当面はCMO代行が担当の役を兼ね、そのあいだに社内で回せる形をつくります。人の育て方は「飲食店のマーケティング人材を育てるには」でも解説しています。

たとえば(想定の例):焼肉店を6店舗運営する会社の場合

始める前:SNSは各店の店長、グルメサイトは本部、広告は代理店と、担当がばらばら。販促費は毎月使っているのに、どれが効いているのか誰も説明できなかった。

3か月後:6店舗の数字を同じ形でそろえると、新規のお客様は多いのに、2回目の来店が少ないことが分かった。新規を集める広告の一部をやめ、その予算を2回目の来店を促すLINEの施策に回した。

半年後:本部の担当者が自分で月次の数字を読み、次の施策の案を定例に持ってくるようになった。

※実在の会社の事例ではなく、よくある流れを示した例です。

CMO代行のデメリットと対策

CMO代行には、知っておきたいデメリットもあります。どれも、始める前の決めごとで小さくできます。

デメリット なぜ起きるか 対策
成果が出るまで時間がかかる リピートやブランドの施策は、効果が数字に出るまで数か月かかるため 半年後の姿と、途中で確かめる目安を最初に決める
数字と情報を見せる必要がある 店ごとの売上や客数、販促の費用を一緒に見ることが前提のため 契約の前に、秘密保持の取り決めと、どこまで共有するかを決める
費用に見合ったかが分かりにくい 集客の数字は、天気や季節、競合の出店にも左右されるため 新規とリピートの割合、口コミの数など、途中の目安を決めておく
作業は任せられない 作業の代行ではなく、方向を決めて確かめる役のため 作業は社内の担当者か、制作・運用の外注先に任せる

CMO代行の料金相場

関わり方別の相場

CMO代行の料金は、どこまで関わるかで変わります。公開されている解説では、次のような目安が示されています。

関わり方 月額の目安
アドバイザリー(月1〜数回の会議、月次の振り返り、判断への助言) 15万〜40万円
ハンズオン(施策のディレクション、進み具合の管理、社内外との連携) 40万〜80万円
フルコミット(常駐に近い形) 80万〜200万円以上

(出典:JIMOTO「CMO代行(外部CMO)の料金相場」https://www.jimoto-marketing-sb.com/jimotostudy/zIWapit9、2026-10-29確認)

各社が公開している料金プランでは、入口が月15万円前後、媒体の戦略や運用の統合まで含むプランで月30万円前後からが見られます。週1日の関わりで月20万円程度という事例もあります。

(出典:公開されている各社の料金ページより。https://goodmarketer.net/%E7%A4%BE%E5%A4%96cmo/、https://www.any-crew.com/agent/cmo、2026-10-29確認)

いずれも売る側が公開している数字で、統計ではありません。経営コンサル全般の費用は「飲食店コンサルの費用相場と選び方」にまとめています。

料金に含まれる範囲

広告費、撮影や制作の費用、ツールの利用料、交通費は、別になるのが普通です。見積もりでは、月額に何が含まれるのかを必ず確かめてください。

正社員を採用する場合と比べると(計算の例)

たとえば年収700万円のマーケティング責任者を1名採用すると、会社が負担する社会保険料(年収のおよそ15%)を加えて、年に約800万円、月にすると約67万円かかります。人材紹介会社を使えば、別に紹介手数料もかかります。

CMO代行は、助言中心なら月15万〜40万円が目安です。関わる時間が違うので単純には比べられませんが、「まず社外の責任者を置き、回し方ができてから社内の担当者に引き継ぐ」という使い方なら、費用を抑えながら始められます。

見積もりの取り方

「いくらですか」とだけ聞くより、「月の予算はこのくらい。その範囲で何をしてもらえるか」と聞くほうが、中身を比べやすくなります。任せたい範囲と、半年後にどうなっていたいかも、先に伝えておきます。

「まずは少額で」が向かない理由

CMO代行の手間は、始めの半年に集中します。会社とお客様を頭に入れ、競合を調べることは、関わる深さが浅くても省けないからです。少額のお試しでは、その下調べに見合わず、一般論の助言で終わりがちです。

試すなら、範囲を絞った正規の契約を半年続け、下調べがひと段落したところで関わり方を見直すほうが、頼む側にとっても無駄がありません。

CMO代行の料金に含まれる「打ち合わせの外の仕事」

定例の時間は月に数時間でも、その裏で業界と競合を調べる時間が何倍もかかっています。良いCMO代行ほど、最初の打ち合わせまでに、御社と同じ目線で話せるところまで調べてから入ります。

  • 会社とお客様を頭に入れる:店ごとの数字、客層、新規とリピートの割合、口コミ
  • 競合をいくつもの方向から見る:同じ業態のお店だけでなく、業態は違っても同じ場面(「仕事帰りに一杯」「家族で週末に」「雨の日のランチ」など)を取り合うお店
  • 実際に行く・登録する:競合のお店に足を運ぶ。予約サイトやアプリ、LINEに自分で登録して、お客様として何が届くかを見る
  • 見え方を確かめる:Googleマップ、SNS、グルメサイト、AI検索で、御社と競合がどう出てくるかを調べる
  • 資料にあたる・人に聞く:本や業界紙、広告の専門図書館の資料にあたり、その業界に詳しい人に話を聞く

この調べものを自社でやる手間と、それを支える外食の専門性まで含めて考えると、定例の時間だけを見た印象より、料金はずっと割安です。RockHillの外食特化CGO代行でも、打ち合わせの外で同じように調べてから定例に臨んでいます。

CMO代行の選び方

CMO代行は、会社によって中身が大きく違います。次の6つを確かめると、合う相手を選びやすくなります。

確かめること 良い答えの例 注意したい答え
外食の数字で話せるか 客数・客単価・新規とリピート・口コミ・FL比率など、外食の数字で施策を説明できる 業界を問わない一般論だけ
打ち合わせの外で何をするか 最初の打ち合わせまでに、業界と競合をどこまで調べてくるかを説明できる 定例の時間のことしか話さない
媒体に中立か 特定の広告やツールを売る立場ではなく、「やらなくていい」と言える 自社の媒体やツールばかり勧める
どこまで関わるか 助言だけか、施策の進み具合まで見るか、作業まで代わるのかがはっきりしている 「何でもやります」
担当者を育てる道のりがあるか 何か月目に、社内で何ができるようになるのかを示せる 終わりの姿が無い
誰が担当するか 契約した人と、実際に定例に来る人が同じ 途中で担当が変わる

FL比率とは、売上に対する食材費(Food)と人件費(Labor)の割合のことです。

外注・内製・育成のどれを選ぶかで迷う場合は「飲食店マーケティング支援とは」も参考にしてください。

面談で聞いておきたい質問

  • 外食企業で、どんな数字を、どう変えてきましたか
  • 最初の打ち合わせまでに、うちの店と競合をどう調べますか
  • 今の施策の中で、やめたほうがいいものがあれば教えてくれますか
  • 半年後に、社内で何ができるようになっていれば成功だと考えますか
  • 実際に定例に来るのは、どなたですか

CMO代行の導入の流れと、最初の6か月

相談から最初の見直しまでの、一般的な流れです。

時期 すること この時点の目安
相談 店舗数、今の数字、困っていることを伝える 任せたいことが言葉になっている
契約まで 任せる範囲、半年後の姿、途中の目安を決める。秘密保持の取り決めも結ぶ 3つの決めごとが書面になっている
1か月目 会社とお客様、競合を調べ、数字をそろえる。施策の地図をつくる 全店の数字が同じ形で見られる
2〜3か月目 優先する施策を1つに絞って動かす。効いていない施策をやめる 定例で毎回、施策と担当が決まる
4〜6か月目 社内の担当者が数字を読み、施策の案を出す練習をする 担当者から施策の案が出る
半年後 半年後の姿に届いたかを確かめ、関わり方を見直す 続ける・範囲を変える・社内に引き継ぐ、を決める

CMO代行についてのよくある質問

Q. CMO代行と顧問は何が違いますか?

A. 顧問は相談を受けて助言する立場で、CMO代行はマーケティング責任者の役割を引き受けます。任される範囲と半年後に目指す姿を決め、その仕事に責任を持つ点が違います。

Q. CMO代行・外部CMO・社外CMOは同じ意味ですか?

A. ほぼ同じ意味で使われています。呼び方より、何を任せるのかを確かめてください。

Q. 社内にマーケティングの担当者がいなくても頼めますか?

A. 頼めます。当面はCMO代行が担当の役を兼ね、そのあいだに社内で回せる形と、担当を置くかどうかを一緒に決めます。

Q. CMO代行の費用はどのくらいですか?

A. 関わり方で変わり、助言中心なら月15万〜40万円、施策の進み具合まで見るなら月40万〜80万円がひとつの目安です。広告費や制作費は別になるのが普通です。

Q. 何店舗くらいから頼むものですか?

A. 店舗ごとの施策がばらばらになり始めた時が目安です。RockHillでは5店舗以上の外食企業を対象にしています。

Q. すでに広告代理店を使っていても頼めますか?

A. 頼めます。CMO代行は、どの媒体にどれだけかけるかを決める側に立ち、代理店の提案を判断する役を担います。

Q. 成果報酬で頼めますか?

A. 月額の固定が中心です。集客の数字は天気や季節、競合の出店にも左右されるため、成果報酬にすると「何を成果とみなすか」で揉めやすくなります。成果報酬を選ぶ場合は、成果の決め方を契約の前によく確かめてください。

Q. 契約期間はどのくらいが一般的ですか?

A. リピートやブランドの施策は効果が出るまで数か月かかるため、半年程度を区切りにすることが多いです。最低期間は会社によって違います。

まとめ|外食企業のCMO代行は、役割と半年後の姿を決めて任せる仕組み

  • 外食企業のCMO代行とは、社外のマーケティング責任者が、集客とリピートの施策を数字で決め、社内の担当者を育てるサービスです。顧問のように助言で終わらず、任された範囲と半年後の姿に責任を持ちます
  • 任せられるのは、数字をそろえること、施策の優先順位、予算の配分、媒体の見直し、代理店の管理、担当者の育成です
  • 料金の目安は、助言中心で月15万〜40万円。打ち合わせの外で業界と競合を調べる手間と、外食の専門性が含まれています
  • 成果が出るまで時間がかかること、数字を見せる前提であること、作業の代行ではないことは、最初に知っておく必要があります
  • 始める前に、任せる範囲・半年後の姿・途中の目安の3つを決めておくと、失敗をほとんど避けられます

RockHillでは、CMOの役目を含む外食特化CGO代行として、集客から成長までを代表の蛭田一史が担当しています。

会議や組織まで任せたい場合は「外食企業のCOO代行とは」、まず学びたい方は「外食アカデミー」をご覧ください。

飲食店の広報・マーケティング体制強化ならお任せください!

600店舗以上の支援実績で、自社で運用できる仕組みを一緒につくります。

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この記事を書いた人

ロックヒル

株式会社ロックヒル

株式会社ロックヒルは、飲食企業の集客・広報・マーケティングを「内製化できる仕組み」として構築する支援会社です。SNS運用・MEO・導線設計・スタッフ育成まで、現場と経営をつなぐ伴走型サポートが強みとしてます。代表の蛭田はSHOGUN BURGER CMOなどの経験を持ち、飲食店の成長支援実績が豊富です。